119D069|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
【厚生労働省で採点除外・正答確定不能】 42 歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、下顎右側臼歯部に インプラント義歯を製作することとし、2 回法でインプラントの埋入を行った。 ヒーリングアバットメント撤去後の口腔内写真(別冊No. 21)を別に示す。 この段階で決定するのはどれか。1 つ選べ。

解答・解説を見る
この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
正答確定不能(採点対象外)
提示条件または選択肢の問題により、正答を一意に確定できません。
公式の取扱い
厚生労働省は本問を「採点対象から除外する。」とし、理由を「設問の状況設定が不十分で正解が得られないため。」と公表しています。公式正答値表は空欄です。
確定できない理由
原寸画像では下顎右側臼歯部粘膜に円形の経粘膜開口があり、内部にインプラント接続部が見える。しかし、インプラント本数・三次元的位置、軟組織厚、使用システム、上部構造をセメント固定とするかスクリュー固定とするか、連結の必要性が示されていない。複数の補綴上の決定がこの時期に行われ得るため、一項目を確定しない。
学習上の整理
骨削除量は通常、埋入手術前・術中に決める。印象法はインプラント本数・平行性・精度要求、アバットメント高径は粘膜厚と補綴スペース、上部構造の材質・連結は咬合、清掃性、荷重分散、維持様式を考えて決定する。臨床段階だけでなく、症例条件を併せて判断する。
画像の確認
実画像ではヒーリングアバットメント撤去後のインプラント内部と、その周囲の成熟した歯肉の厚み・高さが直視できる。公式正答欄が空欄のため決定項目は確定せず、粘膜の厚み・高さ、インプラントのプラットフォームと連結形態、対合歯との空隙、予定する上部構造を確認する。