119D070|第119回 歯科医師国家試験 過去問
58 歳の男性。下顎右側臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。1 か月前に下 顎右側第一大臼歯の補綴装置が脱離したが、痛みがないためそのままにしていたと いう。検査の結果、近心根の歯根尖切除を行うこととした。初診時の口腔内写真 (別冊No. 22A)、エックス線画像(別冊No. 22B)、術中の口腔内写真(別冊No. 22 C)及び器具の写真(別冊No. 22D)を別に示す。 Cの操作の次に使用する器具はどれか。1 つ選べ。

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
歯根尖切除術では、病変除去と根尖切断後に切断面を観察し、逆根管窩洞形成・逆根管充塡へ進みます。画像で示されたCの次に使用する器具はウです。
解説
歯根尖切除術の基本的な流れは、歯肉弁形成、骨開削、病変の搔爬、根尖切除、切断面の観察、逆根管窩洞形成、逆根管充塡、洗浄・縫合です。
マイクロサージェリーでは、根尖を必要量切除し、マイクロミラーなどで切断面の根管形態・イスムス・破折の有無を確認します。その後、超音波チップなどで歯軸に沿った逆根管窩洞を形成します。
本問は器具写真との対応が中心であり、Cの操作直後に用いる器具は選択肢cのウです。
画像の確認
実画像A・Bでは下顎右側第一大臼歯近心根に根尖病変があり、Cでは粘膜骨膜弁下で近心根端を切除し、根端面を露出している。次は逆根管窩洞を形成する段階で、Dのウに示す屈曲した超音波レトロチップを用いる。
選択肢の確認
a.ア
Cの操作の次に使用する器具ではありません。
アはCの操作直後に用いる器具として示されていません。
b.イ
Cの操作の次に使用する器具ではありません。
イはCの次の操作に用いる器具ではありません。
c.ウ
正答。Cの操作の次に使用します。
ウがCの操作直後に用いる器具です。器具先端の形態と、根尖切断面の観察・逆根管処置のどの段階で使うかを確認します。
d.エ
Cの操作の次に使用する器具ではありません。
エはCの直後に選択する器具ではありません。
e.オ
Cの操作の次に使用する器具ではありません。
オはCの操作直後に用いる器具ではありません。
覚えるポイント
- 歯根尖切除後は切断面の観察と逆根管処置へ進みます。
- 器具問題では先端形態・使用方向・操作順を対応させます。
- Cの次に使用するのはウです。