119D068|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
PHP について正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
PHP〈Patient Hygiene Performance index〉は、染め出した代表歯の歯面を区画してプラークの有無を評価し、患者へのブラッシング指導に活用します。
解説
PHPは、患者のプラーク除去状況を視覚的・数量的に評価する口腔清掃指標です。代表歯の所定歯面を染め出し、歯面を複数の区画に分け、各区画のプラーク付着の有無を記録します。
評価結果を患者へ示すことで、磨き残し部位を具体的に理解してもらい、歯ブラシの当て方や補助清掃用具の選択に反映できます。プラークの厚みを測る指標ではなく、歯面区画ごとの付着を評価します。
選択肢の確認
a.代表歯を評価する。
正しい。
PHPは全歯ではなく、所定の代表歯を用いて評価します。
b.歯垢の厚みを評価する。
誤り。
プラークの厚みを連続量として測定するのではなく、各区画にプラークが付着しているかを評価します。
c.歯面は3 分割して評価する。
誤り。
歯面は3分割ではなく、近心・遠心・歯頸部・中央部などの複数区画に分けて評価します。
d.ブラッシング指導に活用する。
正しい。
染め出しで磨き残し部位を示せるため、ブラッシング指導に活用できます。
e.CPI(WHO)プローブで歯面を触知する。
誤り。
CPIプローブで歯面を触知する検査ではなく、染色後のプラーク付着を視診で評価します。
覚えるポイント
- PHPは代表歯のプラーク付着を評価します。
- 染め出し結果をブラッシング指導へ活用します。
- プラークの厚みではなく区画ごとの有無を記録します。