119A028|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
ロクロニウム臭化物の作用に拮抗するのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: b・c
正答
b、c
この問題のポイント
ロクロニウムは非脱分極性筋弛緩薬です。作用はネオスチグミンまたはスガマデクスで拮抗できます。
解説
ロクロニウムは神経筋接合部のニコチン性アセチルコリン受容体を競合的に遮断します。ネオスチグミンはアセチルコリンエステラーゼを阻害して接合部のアセチルコリン濃度を増やし、競合的遮断を打ち消します。
スガマデクスはロクロニウム分子を包接して血中遊離濃度を低下させ、神経筋接合部から薬物を移動させる特異的拮抗薬です。
選択肢の確認
a.フルマゼニル
誤り。
フルマゼニルはベンゾジアゼピン受容体拮抗薬で、ベンゾジアゼピン系鎮静薬の作用を拮抗します。
b.ネオスチグミン臭化物
正しい。
ネオスチグミン臭化物はアセチルコリンエステラーゼを阻害し、非脱分極性筋弛緩を拮抗します。
c.スガマデクスナトリウム
正しい。
スガマデクスナトリウムはロクロニウムを包接し、迅速に筋弛緩作用を拮抗します。
d.デクスメデトミジン塩酸塩
誤り。
デクスメデトミジン塩酸塩はα2受容体作動性の鎮静薬で、筋弛緩拮抗薬ではありません。
e.スキサメトニウム塩化物水和物
誤り。
スキサメトニウム塩化物水和物は脱分極性筋弛緩薬であり、ロクロニウムの拮抗薬ではありません。
覚えるポイント
- ロクロニウムは非脱分極性筋弛緩薬です。
- ネオスチグミンはアセチルコリンを増やして競合を打ち消します。
- スガマデクスはロクロニウムを包接します。