117D068|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
作業用模型に部分床義歯の設計線を描記することとした。 次に示す5 つの設計線のうち、最後に描記するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
部分床義歯の設計は、支持・把持・維持と連結を順序立てて決め、最後にクラスプ維持部をサベイラインとアンダーカットに合わせて描記します。
解説
まず義歯床の範囲と大連結子・小連結子を決め、レストや隣接面板などの支持・把持要素を配置します。その後、支台歯のサベイラインと利用可能なアンダーカットを確認し、維持腕先端の位置と走行を決定します。
維持部は他の構成要素との関係や着脱方向に依存するため、設計線の中で最後に描記します。
選択肢の確認
a.義歯床
誤り。義歯床の範囲は欠損部と支持組織を考えて早い段階で決めます。
b.レスト
誤り。レストは支持を確保する重要要素で、維持部より先に配置します。
c.連結子
誤り。連結子は各構成要素を一体化する基本骨格として先に設計します。
d.隣接面板
誤り。隣接面板は把持と着脱方向の規制に関与し、維持部より前に設計します。
e.支台装置維持部
正しい。支台装置維持部はサベイライン、アンダーカット、他の構成要素を確認した後、最後に描記します。
覚えるポイント
- 設計は支持・把持を先に、維持を後に考える。
- 維持腕先端はアンダーカットに置く。
- サベイヤーで着脱方向とサベイラインを確認する。