117C089第117回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

55 歳の女性。上顎前歯のブリッジ部に食べ物が挟まることを主訴として来院し た。ブリッジは10 年前に装着したという。診察の結果、上顎左側側切歯の歯根破 折が認められたため、2 を抜歯し、新しくブリッジを製作することとした。完成 した ③ 2 ① ① 2 ブリッジの写真(別冊No. 41A、B)と装着過程の一連の写真(別 冊No. 41C)を別に示す。 口腔内での調整後、装着までに行った操作を実施順に並べよ。 解答:試適調整 →①→②→③→④→⑤→ 装着

117C089の問題画像
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正解: c

正答

c

この問題のポイント

ブリッジ装着は、試適調整後の清掃・被着面処理、セメント操作、圧接、余剰セメント除去を正しい順序で行います。

解説

口腔内で形態・咬合・隣接面を調整した後は、補綴装置を口腔外で仕上げ、内面を材質に応じて清掃・表面処理します。同時に支台歯を清掃・防湿し、セメントを準備して補綴装置を圧接します。硬化後は余剰セメントを除去し、咬合と辺縁を再確認します。

問題画像に示される各操作をこの原則に沿って並べると、ウ→オ→ア→イ→エとなり、選択肢cです。

画像の確認

実画像では、完成ブリッジの装着前操作として、ウの研磨ポイント、オのシリコーンポイント、アのバフ、イの内面処理、エの内面への薬剤塗布が別々に示されている。粗い研磨から仕上げ研磨・艶出しへ進み、その後に内面処理とプライマー塗布を行う順序が、ウ→オ→ア→イ→エとする正答cを支える。

選択肢の確認

a.d → c → e → a → b(エ → ウ → オ → ア → イ)
誤り。
エを最初に行う順序は、被着面処理から装着へ進む基本手順と一致しません。

b.e → c → a → b → d(オ → ウ → ア → イ → エ)
誤り。
オ→ウの順序では、画像に示された前処理と装着操作の前後関係が逆になります。

c.c → e → a → b → d(ウ → オ → ア → イ → エ)
正しい。
試適調整後の一連の操作はウ→オ→ア→イ→エの順です。

d.d → b → a → e → c(エ → イ → ア → オ → ウ)
誤り。
エ→イ→アと進む順序は、セメント装着と仕上げの段階が適切に並んでいません。

e.e → a → b → d → c(オ → ア → イ → エ → ウ)
誤り。
オ→ア→イ→エ→ウでは、ウに示される前処理が装着後となり不適切です。

覚えるポイント

  • 試適調整後は補綴装置と支台歯を清掃・処理する。
  • セメント塗布後に圧接し、硬化後に余剰セメントを除去する。
  • 画像の操作名を装着手順へ対応させる。

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