117C090第117回 歯科医師国家試験 過去問

社会歯科公衆衛生・予防歯科

歯周病患者100 名と歯周病のない100 名からなる集団に、感度0.60、特異度 0.80 の歯周病をスクリーニングする検査を行った。 この検査の陽性反応的中度を求めよ。 ただし、小数点以下第3 位の数字が得られた場合は四捨五入すること。 (数値回答形式を選択式に変換)

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

陽性反応的中度は、検査陽性者のうち実際に病気がある割合です。感度と特異度から人数表を作ると確実です。

解説

1.病気がある100名
感度0.60なので、真陽性は100 × 0.60 = 60名です。
偽陰性は100 − 60 = 40名です。

2.病気がない100名
特異度0.80なので、真陰性は100 × 0.80 = 80名です。
偽陽性は100 − 80 = 20名です。

3.陽性反応的中度
陽性反応的中度 = 真陽性 / 検査陽性者
= 60 / (60 + 20)
= 60 / 80
= 0.75

したがって正答は0.75です。式では分母を真陽性と偽陽性の合計にする点が重要です。

計算のポイント
感度は病気がある群、特異度は病気がない群に適用します。陽性反応的中度は有病率の影響を受けます。

選択肢の確認

a.0.74
誤り。
0.74は真陽性60名と偽陽性20名から得られる値ではありません。

b.0.75
正しい。
真陽性60名、偽陽性20名なので、60 / 80 = 0.75です。

c.0.76
誤り。
0.76は分母または四捨五入を誤った値です。

d.0.77
誤り。
0.77は偽陽性数を正しく20名と求めていません。

e.0.73
誤り。
0.73は陽性者80名に占める真陽性60名の割合と一致しません。

覚えるポイント

  • 真陽性 = 100 × 0.60 = 60。
  • 偽陽性 = 100 × (1 − 0.80) = 20。
  • 陽性反応的中度 = 60 / (60 + 20) = 0.75。

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