116B087|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
顎関節と上顎歯列の位置関係を咬合器に再現する目的で用いるのはどれか。 1 つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
フェイスボウは、上顎歯列と顎関節を含む頭蓋との三次元的位置関係を咬合器へ移します。
解説
フェイスボウは、患者の上顎歯列が顆頭間軸や基準平面に対してどの位置にあるかを記録し、上顎模型を咬合器へ装着するために用います。これにより、咬合器上での開閉運動の弧や咬合面の位置を患者に近づけます。
選択肢の確認
a.FGPテーブル
誤り。
FGPテーブルは機能運動路を記録し、補綴装置の咬合面形態を形成するために用います。
b.パントグラフ
誤り。
パントグラフは下顎の限界運動を三次元的に記録し、全調節性咬合器の調節などに用います。
c.フェイスボウ
正しい。
フェイスボウは顎関節と上顎歯列の位置関係を記録し、上顎模型を咬合器へ移します。
d.チェックバイト
誤り。
チェックバイトは偏心位の顎間関係を記録し、矢状顆路傾斜角などの調節に用います。
e.ゴシックアーチトレーサー
誤り。
ゴシックアーチトレーサーは水平的な下顎運動と中心位の決定に用います。
覚えるポイント
- フェイスボウは上顎模型の咬合器装着に用いる。
- チェックバイトは偏心位記録、ゴシックアーチは水平的顎運動記録。
- パントグラフは下顎運動を多面的に記録する。