116B070|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
部分床義歯のフレームワークに用いるのはどれか。3 つ選べ。
3つ選択
解答・解説を見る
正解: a・c・d
正答
a、c、d
この問題のポイント
部分床義歯フレームワークには、鋳造性、剛性、耐食性、生体適合性を備えた合金を用います。
解説
部分床義歯の一体鋳造フレームワークには、軽量で生体適合性に優れるチタン合金、十分な強度と延性をもつタイプ4金合金、高い弾性率と剛性をもつコバルトクロム合金が用いられます。材料の弾性率が高いほど、薄くしても剛性を得やすくなります。
選択肢の確認
a.チタン合金
正しい。
チタン合金は軽量、耐食性、生体適合性に優れ、鋳造・加工法を選べばフレームワークに使用できます。
b.ステンレス鋼
誤り。
ステンレス鋼はワイヤークラスプや矯正線などに用いられますが、一般的な一体鋳造フレームワーク材料ではありません。
c.タイプ4 金合金
正しい。
タイプ4金合金は高強度で延性があり、部分床義歯フレームワークに使用できます。
d.コバルトクロム合金
正しい。
コバルトクロム合金は高い弾性率、強度、耐食性をもち、フレームワークの代表材料です。
e.ニッケルチタン合金
誤り。
ニッケルチタン合金は超弾性・形状記憶性を利用して矯正用ワイヤーなどに用い、フレームワークの一般材料ではありません。
覚えるポイント
- フレームワークはCo-Cr、タイプ4金合金、チタン合金。
- Co-Crは弾性率が高く薄くできる。
- Ni-Tiは主に矯正ワイヤー。