R07B97|令和7年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進腎・泌尿器疾患排尿障害・尿失禁
多発性硬化症患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、多発性硬化症患者の看護が問われています。
多発性硬化症は、中枢神経の脱髄により、視力障害、運動障害、感覚障害、排尿障害などが再燃と寛解を繰り返す疾患です。
解説
多発性硬化症では、脊髄や脳の病変により排尿障害が起こることがあります。尿意切迫、頻尿、尿失禁、尿閉、残尿などを観察し、尿路感染にも注意します。
体温上昇により神経症状が悪化することがあるため、熱い湯での入浴は避けます。入浴はぬるめの湯で短時間にするなど、疲労や体温上昇を避ける工夫が必要です。
日常生活は全介助にするのではなく、残存機能を活かし、できることは本人が行えるように支援します。多発性硬化症では抑うつ、不安、認知機能の変化などの精神症状にも注意します。
准看護師としての観察ポイント
排尿状況、歩行状態、視力変化、しびれ、疲労、体温、入浴後の症状悪化、気分の落ち込みを観察します。尿閉、発熱、急な神経症状悪化は報告します。
選択肢の確認
1.排尿障害に注意する。
適切である。
多発性硬化症では排尿障害がみられることがあります。尿失禁、尿閉、残尿、尿路感染に注意します。
2.入浴は熱めの湯をすすめる。
誤り。
体温上昇により症状が悪化することがあります。熱めの湯は避け、ぬるめの湯や短時間の入浴などを工夫します。
3.日常生活は全介助とする。
誤り。
全介助にすると自立を妨げることがあります。残存機能を活かし、必要な部分を支援します。
4.精神症状の観察は必要ない。
誤り。
多発性硬化症では、不安、抑うつ、認知機能の変化などがみられることがあります。精神症状の観察も必要です。
覚えるポイント
- 多発性硬化症では排尿障害に注意する。
- 体温上昇で症状が悪化することがある。
- 熱い入浴や過度な疲労を避ける。
- ADLは全介助ではなく残存機能を活かして支援する。
- 精神症状や疲労感も観察する。