R05A101|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進脳神経・感覚器疾患耳鼻咽喉疾患
耳疾患の症状と原因の組合せで、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、耳疾患の症状と原因の組合せが問われています。
外耳、中耳、内耳のどこに障害があるかを分けて考えると整理しやすくなります。
解説
耳漏は、耳から分泌物や膿、血液などが出る状態です。外耳炎や中耳炎などでみられることがあります。この選択肢では、耳漏と外耳炎の組合せが正しいです。
めまいは、内耳の前庭や三半規管、前庭神経、小脳などの異常でみられることがあります。中耳炎だけを原因として組み合わせるのは適切ではありません。
耳痛は外耳炎や急性中耳炎でみられやすい症状です。耳垢閉塞では耳閉感や難聴が主症状となりやすく、耳痛との組合せとしては最も適切ではありません。
伝音難聴は、外耳や中耳の障害で音が伝わりにくくなる難聴です。内耳の障害では感音難聴が起こります。
准看護師としての観察ポイント
耳症状では、耳痛、耳漏、難聴、耳閉感、めまい、発熱、顔面神経麻痺の有無を観察します。めまいがある患者では転倒予防を行います。
選択肢の確認
1.耳漏 外耳炎
正しい。
外耳炎では炎症により耳漏がみられることがあります。症状と原因の組合せとして正しいです。
2.眩暈(めまい) 中耳炎
誤り。
めまいは内耳の前庭・三半規管などの異常でみられやすい症状です。中耳炎との組合せとしては最も適切ではありません。
3.耳痛 耳垢閉塞
誤り。
耳垢閉塞では耳閉感や難聴がみられやすく、耳痛との組合せとしては適切ではありません。耳痛は外耳炎や急性中耳炎でみられます。
4.伝音難聴 内耳の障害
誤り。
伝音難聴は外耳や中耳の障害で起こります。内耳の障害では感音難聴が起こります。
覚えるポイント
- 耳漏は外耳炎や中耳炎でみられる。
- 伝音難聴は外耳・中耳の障害で起こる。
- 感音難聴は内耳や聴神経の障害で起こる。
- めまいは内耳の前庭や三半規管と関係が深い。
- 耳疾患では転倒リスクにも注意する。