R05A102|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進運動器・皮膚・膠原病皮膚疾患・膠原病
レイノー現象のある患者の看護について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、レイノー現象の誘因と観察が問われています。
レイノー現象では、寒冷刺激や精神的ストレスにより四肢末端の血管が収縮し、指先などの色調変化やしびれ、痛みが起こります。
解説
レイノー現象では、手指や足趾などの末梢血管が一時的に収縮し、白色、紫色、赤色などの色調変化がみられることがあります。冷感、しびれ、痛みを伴うこともあります。
看護では、四肢末端を観察することが重要です。皮膚色、冷感、しびれ、痛み、潰瘍、傷、左右差などを確認します。
冷罨法は血管収縮を助長するため適切ではありません。保温し、寒冷刺激を避けることが大切です。
精神的ストレスは発作の誘因になることがあります。また、喫煙は末梢血管を収縮させ、症状を悪化させる可能性があるため、禁煙が勧められます。
患者への説明
「手足を冷やさないようにし、手袋や靴下で保温しましょう。喫煙は血管を収縮させるため避けましょう」と具体的に説明します。
選択肢の確認
1.冷罨法を行う。
誤り。
冷罨法は末梢血管の収縮を強め、症状を悪化させる可能性があります。保温が重要です。
2.精神的ストレスは影響しないと説明する。
誤り。
精神的ストレスはレイノー現象の誘因になることがあります。ストレス対処も支援します。
3.喫煙は影響しないと説明する。
誤り。
喫煙は血管収縮に関係し、症状を悪化させる可能性があります。禁煙が重要です。
4.四肢末端を観察する。
適切である。
レイノー現象では四肢末端の皮膚色、冷感、痛み、しびれ、潰瘍の有無を観察します。
覚えるポイント
- レイノー現象では四肢末端の色調変化を観察する。
- 寒冷刺激を避け、保温する。
- 精神的ストレスは誘因になることがある。
- 喫煙は末梢血管収縮に関係するため避ける。
- 皮膚潰瘍や強い痛みは報告する。