R06B48|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進運動器・皮膚・膠原病皮膚疾患・膠原病
全身清拭について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、全身清拭時の清潔保持、皮膚観察、保温、羞恥心への配慮が問われています。
皮膚が重なり合う部位は汚れや湿気がたまりやすいため、広げて丁寧に拭きます。
解説
全身清拭は、入浴できない患者の皮膚を清潔にし、爽快感を与える援助です。皮膚観察、血行促進、褥瘡予防にもつながります。
腋窩、乳房の下、腹部のしわ、鼠径部、指の間など、皮膚の2面が接しているところは、汗や汚れがたまりやすく、湿潤や発赤、びらんが起こりやすい部位です。広げて拭き、清拭後は水分を残さないようにします。
清拭中は患者が冷えやすいため、掛け物をして必要な部位だけを露出します。石鹸を使用した場合は、皮膚に石鹸分が残らないよう十分に拭き取ります。
准看護師としての観察ポイント
発赤、湿潤、乾燥、皮疹、かゆみ、褥瘡好発部位、皮膚の傷、浮腫を観察します。患者の疲労や寒気がある場合は、休憩を入れながら行います。
選択肢の確認
1.清拭中は洗面器のお湯の温度を38℃に保つ。
誤り。
清拭中は湯が冷めやすく、38℃では患者が冷たく感じやすいです。保温と安楽のため、適切な温度を保ちながら行います。
2.石鹸を使用したときは1回で拭きとる。
誤り。
石鹸分が皮膚に残ると刺激や乾燥の原因になります。1回と決めず、十分に拭き取ります。
3.皮膚の2面が接しているところは広げて拭く。
適切である。
皮膚が重なる部位は汚れや湿気がたまりやすいため、広げて清潔にし、拭いた後は乾燥させます。
4.皮膚の観察をするために掛け物はしない。
誤り。
清拭中は保温と羞恥心への配慮が必要です。掛け物を使用し、必要な部位だけを露出して観察します。
覚えるポイント
- 清拭では皮膚が重なる部位を広げて拭くことが大切です。
- 石鹸分は十分に拭き取ります。
- 掛け物で保温と羞恥心への配慮を行います。
- 清拭は皮膚観察と褥瘡予防の機会です。