R05A103|令和5年度 准看護師試験 過去問
薬物と看護与薬の安全外用薬・点眼薬・吸入薬の管理
外用療法(軟膏療法)を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、軟膏療法での塗布量とスキンケアが問われています。
外用薬は、薬の種類、塗布量、塗布部位、回数を守ることで効果を得やすくなります。
解説
軟膏療法では、薬を多すぎず少なすぎず適切な量で塗ることが重要です。塗布量の目安としてフィンガーティップユニット、FTUが用いられます。FTUは、成人の人差し指の先端から第一関節までチューブから出した量を目安にする考え方です。
外用薬は、皮膚を清潔にした後に塗布します。シャワー浴前に塗ると薬が洗い流されてしまうため、通常はシャワー浴後や清拭後などに塗布します。
室温18℃前後は低めであり、患者が寒さを感じやすくなります。処置時は露出を最小限にし、室温や保温に配慮します。
塗布後は、薬剤や病変部の状態に応じてガーゼや被覆材などの衛生材料を使用することがあります。一律に使用しないとはいえません。
患者への説明
「塗る量、塗る場所、回数を守りましょう。自己判断で中止したり、広い範囲に多く塗ったりしないようにしましょう」と説明します。
選択肢の確認
1.シャワー浴前に塗布する。
誤り。
シャワー浴前に塗ると薬が洗い流されます。通常は皮膚を清潔にした後に塗布します。
2.室温は 18 ℃ 前後が望ましい。
誤り。
18℃前後は低めで、患者が寒さを感じやすくなります。処置時は保温と安楽に配慮します。
3.フィンガーティップユニット(FTU)で使用量を確認する。
適切である。
FTUは外用薬の使用量を確認する目安として用いられます。
4.塗布後に衛生材料は使用しない。
誤り。
病変部や薬剤の種類により、ガーゼや被覆材などを使用することがあります。一律に使用しないとはいえません。
覚えるポイント
- 外用薬は皮膚を清潔にした後に塗布する。
- FTUは外用薬の使用量の目安である。
- 塗布時は保温とプライバシーに配慮する。
- 衛生材料の使用は薬剤や皮膚状態に合わせる。
- 自己判断で中止や増量をしないよう説明する。