R05A104|令和5年度 准看護師試験 過去問
A さん(29 歳、女性)。手指の関節に腫脹と痛みを感じるようになり、関節リウマチと診断された。薬物療法で様子をみることになった。看護について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、関節リウマチ患者の生活指導と服薬継続が問われています。
関節リウマチでは、関節の炎症、疼痛、こわばり、変形、日常生活動作の低下に注意します。
解説
関節リウマチは、免疫異常により関節滑膜に炎症が起こる慢性疾患です。手指などの小関節に腫脹、疼痛、朝のこわばりがみられることがあります。
冷えは痛みやこわばりを強めることがあるため、関節の冷えを防ぐよう説明します。保温、手袋、入浴、温罨法などを状態に応じて活用します。ただし、急性炎症で熱感や強い腫れがある場合は、医師や看護師に相談し、対応を確認します。
カルシウムを控える必要はありません。ステロイド治療を受ける場合などは骨粗鬆症予防の視点も重要になります。
関節を全く動かさないと拘縮や筋力低下につながります。炎症が強い時期は安静を保ち、症状が落ち着いている時期は無理のない関節可動域訓練を行います。
薬物療法は症状が軽快しても自己判断で中止してはいけません。薬の中止や変更は医師の指示に従います。
患者への説明
「痛みが強いときは無理をせず、冷えを避けましょう。薬は症状が軽くなっても自己判断でやめず、医師の指示どおり続けましょう」と説明します。
選択肢の確認
1.関節の冷えを防ぐよう説明する。
適切である。
関節の冷えは痛みやこわばりを強めることがあるため、保温するよう説明します。
2.カルシウムを控えるよう説明する。
誤り。
関節リウマチでカルシウムを控える必要はありません。骨粗鬆症予防のためにも、栄養バランスが重要です。
3.関節は動かさないよう説明する。
誤り。
炎症が強い時期は安静が必要ですが、全く動かさないと拘縮や筋力低下につながります。状態に合わせた運動が大切です。
4.症状が軽快すれば薬物療法はやめてよいと説明する。
誤り。
薬物療法は自己判断で中止してはいけません。症状が軽快しても医師の指示に従います。
覚えるポイント
- 関節リウマチでは関節の冷えを防ぐ。
- 朝のこわばり、腫脹、疼痛を観察する。
- 炎症が強い時期は安静、落ち着いた時期は無理のない運動を行う。
- 薬は自己判断で中止しない。
- 関節保護と生活動作の工夫を支援する。