R06B100|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進脳神経・感覚器疾患耳鼻咽喉疾患
急性中耳炎の患者への説明について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、急性中耳炎の原因と患者説明が問われています。
急性中耳炎は、かぜなどの急性上気道炎に合併して起こることが多い疾患です。
解説
急性中耳炎は、細菌やウイルスが耳管を通って中耳に入り、炎症を起こす疾患です。
小児では耳管が短く水平に近いため、上気道炎に続いて中耳炎を起こしやすくなります。成人でも、かぜや鼻副鼻腔炎などに伴って起こることがあります。
鼻を強くかむと耳管を介して中耳に圧がかかり、症状を悪化させることがあります。発熱や耳痛がある場合は安静が必要です。ネブライザー吸入は急性中耳炎そのものの基本治療ではありません。
患者への説明
「かぜの後に中耳炎が起こることがあります。鼻は片方ずつやさしくかみ、耳の痛みや発熱が強いときは無理をせず受診しましょう。」
選択肢の確認
1.「多くは急性上気道炎に合併してみられます。」
適切である。
急性中耳炎は、かぜなどの急性上気道炎に合併して起こることが多いです。
2.「鼻は強くかみましょう。」
誤り。
鼻を強くかむと中耳に圧がかかり、症状を悪化させることがあります。片方ずつやさしくかむよう説明します。
3.「安静の必要はありません。」
誤り。
発熱や耳痛がある場合は安静が必要です。無理な活動は避けます。
4.「ネブライザーによる吸入が治療の基本です。」
誤り。
急性中耳炎の基本治療は、症状や原因に応じた薬物療法や耳鼻科的治療です。ネブライザー吸入が基本ではありません。
覚えるポイント
- 急性中耳炎は急性上気道炎に合併しやすいです。
- 鼻は強くかまず、やさしくかみます。
- 発熱や耳痛があるときは安静にします。
- 耳痛、発熱、耳漏を観察します。