R05B95令和5年度 准看護師試験 過去問

成人看護脳神経・感覚器看護脳神経・眼耳鼻疾患の看護

頭蓋内圧亢進症状のある患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、頭蓋内圧亢進症状とクッシング現象が問われています。

頭蓋内圧が上昇すると、脳が圧迫され、意識障害や生命に関わる状態に進行する危険があります。

解説

頭蓋内圧亢進では、頭痛、嘔吐、意識障害、瞳孔異常、けいれん、血圧上昇、徐脈、呼吸異常などがみられることがあります。

特に、頭蓋内圧亢進が進行すると、クッシング現象がみられることがあります。クッシング現象では、血圧上昇、徐脈、呼吸異常が特徴です。脳ヘルニアに進む危険があるため、速やかな報告が必要です。

項部硬直は髄膜刺激症状であり、髄膜炎やくも膜下出血などで注意します。頭蓋内圧亢進の観察として最も適切なのはクッシング現象です。

頭部を低くすると静脈還流が悪くなり、頭蓋内圧がさらに上昇する危険があります。通常は医師の指示に従い、頭部を軽度挙上します。

血尿は泌尿器系の異常でみられる所見であり、頭蓋内圧亢進の観察項目としては適切ではありません。

報告が必要なサイン
意識レベル低下、瞳孔不同、激しい頭痛、嘔吐、けいれん、血圧上昇と徐脈、呼吸異常がある場合は、速やかに報告します。

選択肢の確認

1.項部硬直の出現に注意する。
誤り。
項部硬直は髄膜刺激症状です。頭蓋内圧亢進症状の観察としては、クッシング現象がより適切です。

2.クッシング現象を観察する。
適切である。
頭蓋内圧亢進が進むと、血圧上昇、徐脈、呼吸異常を示すクッシング現象がみられることがあります。

3.頭部を低く保つ。
誤り。
頭部を低くすると頭蓋内圧が上昇する危険があります。体位は医師の指示に従い、頭部挙上を考えます。

4.血尿を観察する。
誤り。
血尿は泌尿器系の異常でみられます。頭蓋内圧亢進の観察項目としては適切ではありません。

覚えるポイント

  • 頭蓋内圧亢進では頭痛、嘔吐、意識障害に注意する。
  • クッシング現象は血圧上昇、徐脈、呼吸異常である。
  • 頭部を低くしない。
  • 意識レベルと瞳孔の観察が重要である。
  • 急な神経症状は速やかに報告する。

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