R06A109令和6年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進腎・泌尿器疾患排尿障害・尿失禁

広汎子宮全摘術後合併症の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、広汎子宮全摘術後の合併症と生活支援が問われています。

広汎子宮全摘術後は、骨盤内神経への影響により排尿障害が起こることがあります。

解説

広汎子宮全摘術では、子宮だけでなく周囲組織やリンパ節を含めて切除することがあり、術後に排尿障害、リンパ浮腫、性機能やボディイメージの変化が生じることがあります。

排尿障害がある場合は、残尿や尿閉に注意し、必要に応じて自己導尿の指導を行います。自己導尿では、清潔操作、実施回数、尿量の確認、感染予防を理解できるよう支援します。

生殖機能喪失への悲しみや不安は自然な反応です。感情表出を妨げず、安心して話せる環境を整えます。性生活についても、患者が相談できるよう配慮します。

准看護師としての観察ポイント
尿意、排尿量、残尿感、尿閉、尿路感染症状、下肢の浮腫、疼痛、創部状態、不安や喪失感を観察します。プライバシーと尊厳を守って関わります。

選択肢の確認

1.生殖機能喪失に対する感情の表出はしないほうがよいと説明する。
誤り。
喪失感や悲しみ、不安を表出できることは心理的支援として重要です。感情を抑え込ませる説明は不適切です。

2.性生活についてはふれない。
誤り。
性生活に関する不安を抱く患者もいます。患者の希望やタイミングに配慮し、相談しやすい環境を整えます。

3.排尿障害時には自己導尿の指導を行う。
適切である。
広汎子宮全摘術後は排尿障害が起こることがあり、必要時には自己導尿の方法や感染予防を指導します。

4.リンパ浮腫には正座をすすめる。
誤り。
正座は下肢の圧迫や循環障害につながり、リンパ浮腫を悪化させる可能性があります。下肢を圧迫しない生活動作が必要です。

覚えるポイント

  • 広汎子宮全摘術後は排尿障害に注意します。
  • 排尿障害時は自己導尿指導が必要になることがあります。
  • 生殖機能喪失への感情表出を支えます。
  • リンパ浮腫では下肢の圧迫を避けます。

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