R07B98令和7年度 准看護師試験 過去問

成人看護脳神経・感覚器看護脳神経・眼耳鼻疾患の看護

副腎皮質ステロイド薬の服用時の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、副腎皮質ステロイド薬の副作用と看護が問われています。

副腎皮質ステロイド薬は、炎症や免疫反応を抑える薬です。効果が高い一方で、感染、消化性潰瘍、高血糖、骨粗鬆症、精神症状など多くの副作用に注意します。

解説

副腎皮質ステロイド薬では、不眠、気分高揚、いらいら、抑うつ、精神症状などがみられることがあります。そのため、精神状態の変化を観察することが適切です。

服薬量は患者が症状に応じて自己調整してはいけません。急に中止したり減量したりすると、副腎不全を起こす危険があります。必ず医師の指示通りに内服します。

ステロイド薬では、体液貯留や高血圧、体重増加、満月様顔貌、高血糖、感染リスク増加などに注意します。低血圧や体重減少よりも、高血圧や体重増加を観察します。

患者への説明
「薬は自己判断で増減や中止をしないでください。眠れない、気分が高ぶる、強く落ち込む、発熱がある場合は知らせてください」と説明します。

選択肢の確認

1.症状によって服薬量を調整するよう説明する。
誤り。
副腎皮質ステロイド薬は自己判断で増減や中止をしてはいけません。急な中止は副腎不全の危険があります。

2.精神症状の観察を行う。
適切である。
ステロイド薬では、不眠、気分高揚、いらいら、抑うつなどの精神症状がみられることがあります。観察が必要です。

3.低血圧の観察を行う。
誤り。
ステロイド薬では体液貯留により高血圧がみられることがあります。低血圧を主に観察する説明は適切ではありません。

4.体重減少がないか観察を行う。
誤り。
ステロイド薬では食欲亢進や体液貯留により体重増加がみられることがあります。体重減少より体重増加に注意します。

覚えるポイント

  • ステロイド薬は自己判断で中止・減量しない。
  • 副作用として精神症状に注意する。
  • 感染、高血糖、消化性潰瘍、骨粗鬆症にも注意する。
  • 高血圧、浮腫、体重増加を観察する。
  • 発熱や強い気分変化は報告が必要である。

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