119B051|第119回 歯科医師国家試験 過去問
⑥5 ④ ブリッジの製作過程の口腔内写真(別冊No. 15A)と口腔内から取り出し た装置の写真(別冊No. 15B)を別に示す。 B の次に行うのはどれか。1 つ選べ。

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正解: a
正答
a
この問題のポイント
口腔内でブリッジ構成体の位置関係を記録した装置を取り出した後は、その位置を変えないよう 埋没して固定します。
解説
分割して製作したブリッジをろう付けする場合、口腔内で適合を確認したうえで構成体の位置関係をレジンなどで固定し、口腔外へ取り出します。次に耐火埋没材へ埋没して位置関係を保持し、その後ろう付け操作を行います。
位置記録が変形すると、ろう付け後の支台装置の適合が損なわれます。固定から埋没まで、装置へ不要な力を加えないことが重要です。
画像の確認
実画像Aでは口腔内で支台冠とポンティックのパターンを位置決めして一体化し、Bではスプルーを付与した一体型ブリッジパターンを口腔外へ取り出している。形態と適合の確認後は鋳造工程へ移るため、次の操作はパターンの埋没である。
選択肢の確認
a.埋 没
正答。次に行います。
口腔内で記録した位置関係を保持したまま、まず埋没材へ埋没します。
b.ろう付け
この時点で行う処置ではありません。
ろう付けは埋没して構成体を固定した後に行います。
c.チェックバイト採得
この時点で行う処置ではありません。
チェックバイト採得は顎運動や偏心位記録に用いる操作で、ろう付け位置記録の次の工程ではありません。
d.隣接歯との接触関係の調整
この時点で行う処置ではありません。
隣接歯との接触関係の調整は完成補綴装置の試適時などに行います。位置記録直後の工程ではありません。
e.フェイスボウトランスファー
この時点で行う処置ではありません。
フェイスボウトランスファーは上顎模型と顆頭基準点の位置関係を咬合器へ移す操作で、ろう付け工程ではありません。
覚えるポイント
- ろう付け位置記録後は埋没して固定します。
- 埋没後にろう付けを行います。
- 位置記録の変形はブリッジ適合不良につながります。