119B033|第119回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学生理・生化学・薬理
細胞内の受容体に結合するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
脂溶性ホルモン様物質である 活性型ビタミンD3は細胞膜を通過し、細胞内の核内受容体に結合します。
解説
受容体の位置は、リガンドが細胞膜を通過できるかで整理できます。ペプチドホルモンは脂質二重膜を通過しにくいため細胞膜受容体に結合します。一方、ステロイドホルモン、甲状腺ホルモン、活性型ビタミンD3などは細胞内受容体に結合し、標的遺伝子の転写を調節します。
活性型ビタミンD3はビタミンD受容体と複合体を形成し、カルシウム・リン代謝に関わる遺伝子発現を調節します。
選択肢の確認
a.インスリン
誤り。
インスリンはペプチドホルモンで、細胞膜上のチロシンキナーゼ型受容体に結合します。
b.グルカゴン
誤り。
グルカゴンは細胞膜上のGタンパク質共役型受容体に結合します。
c.カルシトニン
誤り。
カルシトニンはペプチドホルモンで、細胞膜受容体に結合します。
d.成長ホルモン
誤り。
成長ホルモンはペプチドホルモンで、細胞膜上のサイトカイン受容体型受容体に結合します。
e.活性型ビタミンD3
正しい。
活性型ビタミンD3は細胞内のビタミンD受容体に結合し、遺伝子転写を調節します。
覚えるポイント
- ペプチドホルモンは細胞膜受容体に結合します。
- ステロイド・甲状腺ホルモン・活性型ビタミンD3は細胞内受容体に結合します。
- 活性型ビタミンD3は遺伝子発現を調節します。