119A085|第119回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学生理・生化学・薬理
健康リテラシーが高い状態はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
健康リテラシーとは、健康情報を入手し、理解し、評価し、適切な行動へ結び付ける能力です。受動喫煙の回避と疾病情報の収集は、その実践に該当します。
解説
健康リテラシーが高い人は、信頼できる情報源を選び、自分の健康状態と価値観に照らして意思決定できます。単に医療機関へ多く通うことや、医療者の説明を無条件に受け入れることではありません。
疾病の情報を集める際は、情報の発信者、根拠、更新時期を確かめ、必要に応じて医療者へ質問します。受動喫煙を避ける行動は、得た健康情報を疾病予防へ活用している例です。
選択肢の確認
a.受動喫煙の回避
正しい。
受動喫煙の健康影響を理解し、曝露を避ける行動へ結び付けることは高い健康リテラシーを示します。
b.多数の医療機関の受診
誤り。
多数の医療機関を受診すること自体は、情報を適切に活用できている証拠ではありません。重複受診や治療の不整合を招くこともあります。
c.休養不足での就労の継続
誤り。
休養不足を認識しながら就労を続けることは、健康情報を適切なセルフケアへ結び付けている状態とはいえません。
d.罹患した疾病の情報収集
正しい。
罹患した疾病について信頼できる情報を収集し、治療選択や生活管理に活用することは健康リテラシーの中心です。
e.重篤な医薬品副作用の受容
誤り。
重篤な副作用を無条件に受容することではなく、利益と危険性の説明を理解し、代替案も含めて意思決定することが重要です。
覚えるポイント
- 健康リテラシーは情報の入手・理解・評価・活用を含みます。
- 予防行動へ結び付けることが重要です。
- 受診回数や医療者への従属は健康リテラシーの高さを意味しません。