119B027第119回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

④5 6 ⑦ プロビジョナルブリッジ装着後、患者による清掃状態を確認中の写真 (別冊No. 5)を別に示す。 この確認で最終補綴装置に反映されるのはどれか。2 つ選べ。

119B027の問題画像
2つ選択
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正解: c・e

正答

c、e

この問題のポイント

プロビジョナルブリッジ装着中の患者による清掃性確認では、清掃器具が通る 連結部の形態と、プラークが停滞しにくい ポンティック基底面形態を最終補綴装置へ反映します。

解説

プロビジョナルレストレーションは、支台歯保護だけでなく、咬合、審美、発音、歯周組織反応、清掃性を口腔内で検証する診断的装置です。ブリッジでは、連結部下やポンティック基底面周囲にフロスや歯間ブラシが到達できるかを患者自身の清掃操作で確認します。

清掃困難があれば、連結部の歯肉側形態、エンブレージャー、ポンティックの接触範囲や凸面形態を修正し、最終装置へ反映します。

画像の確認

実画像ではプロビジョナルブリッジのポンティック下へ清掃用具を通し、連結部周囲と粘膜側の清掃性を評価している。この確認結果は清掃用具が通る連結部の形態と、粘膜へ接するポンティック基底面の形態に反映される。

選択肢の確認

a.咬合高径
誤り。
咬合高径は顎間関係や咬合の検査で評価します。患者によるポンティック周囲の清掃状態確認から直接決める項目ではありません。

b.咬合接触関係
誤り。
咬合接触関係は咬合紙などによる診査と機能評価で確認します。清掃操作の確認で主に反映する項目ではありません。

c.連結部の形態
正しい。
連結部の幅や歯肉側形態はフロス・歯間ブラシの通過性に影響するため、清掃状態を踏まえて最終装置に反映します。

d.隣接接触点の強さ
誤り。
隣接接触点の強さは試適時の接触検査で調整します。ポンティック周囲の清掃確認から直接評価する項目ではありません。

e.ポンティックの基底面形態
正しい。
ポンティック基底面の形態と粘膜接触範囲はプラーク停滞と清掃性に直結するため、確認結果を反映します。

覚えるポイント

  • プロビジョナルは最終補綴装置の形態を検証する診断装置です。
  • ブリッジ清掃性では連結部とポンティック基底面を確認します。
  • フロスや歯間ブラシが無理なく通る形態を目指します。

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