119A082第119回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

脳の矢状断像の模式図を示す。 嚥下反射の誘発に関わる一次ニューロンが直接入力するのはどれか。1 つ選べ。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

嚥下反射を誘発する咽頭・喉頭の感覚情報は、舌咽神経や迷走神経を介して延髄の孤束核へ直接入力します。図中ではエに相当します。

解説

嚥下反射の求心路では、舌根・咽頭・喉頭などの刺激を受けた一次感覚ニューロンが、主に舌咽神経と迷走神経上喉頭枝を通って延髄へ入ります。その中枢側突起は孤束核へ直接入力します。

孤束核は嚥下中枢の背側嚥下群の中心となり、感覚情報を統合して嚥下運動パターンを開始します。その後、疑核などの運動核を介して咽頭・喉頭筋群へ出力されます。

画像の確認

実画像は脳正中矢状断の模式図で、アは大脳、イは間脳付近、ウは小脳、オは橋、エは橋より尾側の延髄を指している。嚥下反射の一次求心線維が直接入る孤束核は延髄にあるため、図中ではエに対応する。

選択肢の確認

a.ア
誤り。
アは図選択肢です。嚥下反射の一次求心性ニューロンが直接入力する中枢は孤束核であり、正答ラベルには該当しません。図では延髄内の各核の位置関係を確認します。

b.イ
誤り。
イは図選択肢です。一次感覚入力の直接終止部は孤束核です。運動出力核や上位中枢と混同しないことが重要です。

c.ウ
誤り。
ウは図選択肢です。嚥下反射を誘発する咽頭・喉頭感覚の最初の中継核としては孤束核ではないため正答になりません。

d.エ
正しい。
エは孤束核に相当します。舌咽神経・迷走神経を通る一次求心性情報が直接入力し、嚥下反射の誘発に関与します。

e.オ
誤り。
オは図選択肢です。嚥下運動に関わる構造であっても、一次求心性ニューロンの直接入力先である孤束核とは区別します。

覚えるポイント

  • 嚥下反射の感覚入力は舌咽神経・迷走神経を介します。
  • 一次求心性ニューロンの直接入力先は延髄の孤束核です。
  • 孤束核は感覚統合、疑核などは運動出力に関与します。

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