118B022|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科放射線学
永久歯が生えてこないことを主訴として来院した15 歳の女子。初診時の口腔内 写真(別冊No. 2A)とエックス線画像(別冊No. 2B)を別に示す。 正しい所見はどれか。3 つ選べ。

3つ選択
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正解: a・b・d
正答
a、b、d
この問題のポイント
永久歯萌出遅延の画像問題では、乳歯の残存、後継永久歯の有無、歯胚の位置、萌出方向、過剰歯や歯牙腫などの障害物を確認します。
解説
15歳で永久歯が萌出していない場合は、単なる個人差だけでなく、先天欠如、埋伏、萌出方向異常、歯胚の位置異常、局所的な萌出障害を鑑別します。口腔内写真とエックス線画像を対応させ、現在口腔内にある歯と顎骨内の歯を一歯ずつ確認します。
画像の確認
実画像では、右側臼歯関係がAngle II級で、口腔内に永久歯の未萌出部位が複数ある。パノラマ像では図示された上顎側切歯と上顎小臼歯2歯の歯胚が欠如しており、正答a・b・dに対応する。
選択肢の確認
a.選択肢a(問題画像参照)
正しい。
図選択肢です。aで示された所見は正しい所見に該当します。実画像では、指示された歯の有無と位置を口腔内写真・エックス線画像で対応させます。
b.選択肢b(問題画像参照)
正しい。
図選択肢です。bで示された所見は正しい所見に該当します。歯胚の形態、萌出方向、周囲歯との位置関係を確認します。
c.選択肢c(問題画像参照)
誤り。
図選択肢です。cで示された内容は正しい所見には該当しません。
d.選択肢d(問題画像参照)
正しい。
図選択肢です。dで示された所見は正しい所見に該当します。乳歯残存と後継永久歯の状態を併せて評価します。
e.選択肢e(問題画像参照)
誤り。
図選択肢です。eで示された内容は正しい所見には該当しません。画像上では左右、上下顎、歯種を取り違えないことが重要です。
覚えるポイント
- 永久歯萌出遅延では先天欠如・埋伏・萌出障害物を鑑別します。
- 口腔内の歯と画像上の歯胚を一歯ずつ対応させます。
- 本問の正しい図示所見はa、b、dです。