119A031|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科放射線学
日常生活動作の評価尺度であるFIM〈Functional Independence Measure〉で正し いのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: a・e
正答
a、e
この問題のポイント
FIMは基本的日常生活動作を、運動項目と認知項目の両面から評価します。食事とコミュニケーションが含まれます。
解説
FIMは18項目からなり、食事、更衣、排泄、移乗、移動などの運動項目に加え、理解、表出、社会的交流、問題解決、記憶などの認知項目を評価します。各項目は介助量に応じて段階評価され、得点が高いほど自立度が高いことを示します。
買物や金銭管理などの手段的日常生活動作は、LawtonのIADL尺度など別の評価法を用います。
選択肢の確認
a.食事動作の評価が含まれる。
正しい。
FIMの運動項目には食事動作が含まれ、自助具の使用や介助量も含めて自立度を評価します。
b.得点が低いほど自立度が高い。
誤り。
FIMは得点が高いほど自立度が高く、低いほど介助量が多いことを示します。
c.手段的日常生活動作を評価する。
誤り。
FIMは主に基本的日常生活動作を評価します。買物、調理、金銭管理などの手段的日常生活動作はIADLで評価します。
d.生活自立は、ランクJ で示される。
誤り。
ランクJは障害高齢者の日常生活自立度判定基準で用いられる区分で、FIMの得点表現ではありません。
e.コミュニケーションの評価が含まれる。
正しい。
FIMの認知項目には理解と表出というコミュニケーションの評価が含まれます。
覚えるポイント
- FIMは18項目で、運動項目と認知項目からなります。
- 食事、理解、表出はFIMに含まれます。
- 得点が高いほど自立度が高いと判断します。