118A083|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科補綴学
診断用ワックスアップが役立つのはどれか。すべて選べ。
3つ選択
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正解: a・d・e
正答
a、d、e
この問題のポイント
診断用ワックスアップは、模型上で治療後の歯冠形態と咬合を可視化し、治療計画、患者説明、プロビジョナルレストレーション製作へ利用します。
解説
欠損部や形成予定歯にワックスを盛り、最終形態を予測します。必要な支台歯形成量、歯冠長、歯列、咬合接触、審美的形態を検討できます。
ワックスアップからシリコーンインデックスやテンプレートを作り、診断用モックアップ、プロビジョナルレストレーション、形成ガイドへ応用できます。
選択肢の確認
a.治療計画の立案
正しい。
補綴空隙、歯冠形態、咬合、形成量を事前に検討し、治療計画に反映できます。
b.支台歯の動揺度の確認
誤り。
動揺度は口腔内で歯を動かして臨床的に評価します。模型上のワックスアップでは確認できません。
c.最終補綴装置の色調の模索
誤り。
ワックスは色調再現を目的とする材料ではありません。最終色調は口腔内でシェードテイキングを行います。
d.患者とのコミュニケーションの円滑化
正しい。
治療後の予想形態を立体的に示し、患者の理解と意思決定を助けます。
e.プロビジョナルレストレーションの製作
正しい。
ワックスアップからインデックスを作り、暫間補綴装置の形態を転写できます。
覚えるポイント
- 診断用ワックスアップは治療後の形態を可視化します。
- 治療計画、患者説明、プロビジョナル製作に役立ちます。
- 動揺度と色調は口腔内で評価します。