117D009|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学生理・生化学・薬理
アンチコドンを持ちアミノ酸と結合するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
翻訳では、mRNAのコドンと相補的に結合するアンチコドンをもち、対応するアミノ酸を運ぶtRNAが中心的役割を担います。
解説
トランスファーRNAは、一端に特定のアミノ酸が結合し、別の部位にアンチコドンをもちます。リボソーム上でmRNAのコドンを読み取り、正しい順序でアミノ酸を並べます。
mRNAは遺伝情報を運び、rRNAはリボソームの構造と触媒機能を担います。三者の役割を区別すると解きやすくなります。
選択肢の確認
a.ATP
誤り。ATPはエネルギー供与体であり、アンチコドンをもちません。
b.cAMP
誤り。cAMPは細胞内情報伝達を担うセカンドメッセンジャーです。
c.リボソームRNA
誤り。リボソームRNAはリボソームを構成し、ペプチド結合形成に関与しますが、アミノ酸を運びません。
d.トランスファーRNA
正しい。トランスファーRNAはアンチコドンをもち、対応するアミノ酸と結合します。
e.メッセンジャーRNA
誤り。メッセンジャーRNAはコドンとしてタンパク質のアミノ酸配列情報を運びます。
覚えるポイント
- mRNAはコドンをもつ。
- tRNAはアンチコドンとアミノ酸結合部位をもつ。
- rRNAはリボソームの構造・触媒成分である。