117B046|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学生理・生化学・薬理
電気味覚検査で正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: a・d
正答
a、d
この問題のポイント
電気味覚検査は、舌に電気刺激を与えて味覚閾値を定量的に測る検査です。
解説
電極から弱い電流を流すと、被検者は金属味や酸味に似た感覚を自覚します。刺激電流を段階的に変化させ、味を感じた最小刺激値を測ることで、味覚障害の程度や左右差を定量的に評価します。
ただし、甘味、塩味、酸味、苦味など個々の味質を識別する検査ではありません。また、味蕾の受容体だけでなく、末梢神経を含む電気刺激への応答を評価するため、受容体機能を直接測定するものではありません。
選択肢の確認
a.金属味を感じる。
正しい。
電気刺激により金属味に似た感覚を生じます。
b.4 基本味を診断できる。
誤り。
電気味覚検査では甘味、塩味、酸味、苦味などの味質を個別に診断できません。
c.一定の電流を用いて行う。
誤り。
一定の電流だけを用いるのではなく、刺激強度を変化させて味覚閾値を測定します。
d.味覚障害を定量的に評価できる。
正しい。
味を感じる最小電流値を測定し、味覚障害を定量的に評価できます。
e.味細胞の受容体機能を評価できる。
誤り。
味細胞受容体だけを選択的に評価する検査ではなく、電気刺激に対する味覚系全体の反応をみます。
覚えるポイント
- 電気味覚検査は味覚閾値を定量評価する。
- 金属味に似た感覚を生じる。
- 4基本味の識別には濾紙ディスク法などを用いる。