117A078|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
3 歳0 か月児の齲蝕好発部位はどれか。1 つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
3歳頃は乳臼歯が萌出して咬合に参加し、裂溝の清掃が難しいため、乳臼歯咬合面が齲蝕好発部位になります。
解説
乳歯列での齲蝕好発部位は年齢と歯の萌出により変化します。3歳頃には上下顎乳臼歯の咬合面小窩裂溝にプラークが停滞しやすく、咬合面齲蝕が問題になります。
年齢が上がって隣接面接触が緊密になると、乳臼歯隣接面齲蝕も増えます。上顎乳前歯唇側面は哺乳習慣に関連する早期小児齲蝕で重要ですが、3歳0か月の一般的好発部位としては乳臼歯咬合面を選びます。
選択肢の確認
a.下顎乳前歯隣接面
誤り。
下顎乳前歯は唾液や舌の自浄作用を受けやすく、隣接面は代表的好発部位ではありません。
b.上顎乳前歯唇側面
誤り。
上顎乳前歯唇側面は早期小児齲蝕でみられますが、本問の年齢別一般的好発部位としては乳臼歯咬合面が優先です。
c.上下顎乳臼歯咬合面
正しい。
3歳頃は乳臼歯咬合面の小窩裂溝にプラークが停滞しやすく、齲蝕が好発します。
d.上下顎乳臼歯隣接面
誤り。
乳臼歯隣接面齲蝕は歯間接触が緊密になる年齢で増えますが、3歳0か月では咬合面が代表です。
e.上顎乳前歯口蓋側面
誤り。
上顎乳前歯口蓋側面は本年齢の代表的好発部位ではありません。
覚えるポイント
- 3歳頃:乳臼歯咬合面齲蝕に注意。
- 年齢上昇とともに乳臼歯隣接面齲蝕が増えます。
- フッ化物配合歯磨剤と保護者による仕上げ磨きが重要です。