116A043|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
チアノーゼを確認するために観察する部位はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: c・e
正答
c、e
この問題のポイント
チアノーゼは還元ヘモグロビン増加による青紫色変化で、色調を確認しやすい粘膜と末梢部を観察します。
解説
チアノーゼの観察では、口唇、舌、口腔粘膜などの粘膜と、爪床などの末梢部を確認します。口唇や舌の青紫色は中心性チアノーゼの把握に、爪床の変化は末梢循環も含めた観察に役立ちます。
照明、皮膚色、低体温、末梢循環不全の影響を受けるため、SpO2、呼吸状態、意識、脈拍なども合わせて評価します。
全身管理上の注意点
チアノーゼを認めたら歯科処置を中止し、気道・呼吸・循環を確認して酸素化を評価します。
選択肢の確認
a.額
誤り。
額は皮膚色や照明の影響を受けやすく、チアノーゼを確認する代表部位ではありません。
b.眼 球
誤り。
眼球結膜は貧血や黄疸の観察に用いますが、チアノーゼの代表的観察部位ではありません。
c.口 唇
正しい。
口唇は粘膜の青紫色変化を確認しやすく、チアノーゼの観察部位です。
d.耳 介
誤り。
耳介にも色調変化がみられることはありますが、代表的な確認部位として口唇・爪床が優先されます。
e.爪 床
正しい。
爪床は末梢の青紫色変化を確認しやすく、チアノーゼの観察部位です。
覚えるポイント
- チアノーゼは口唇と爪床で確認します。
- 中心性では舌・口腔粘膜も重要です。
- 視診だけでなくSpO2と呼吸循環を評価します。