115C010第115回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科補綴学

黄色のバイオハザードマークが貼付されている容器に廃棄すべきなのはどれか。 1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: d

正答

d

この問題のポイント

黄色のバイオハザードマークを付けた容器は、感染性廃棄物のうち、注射針や破折器具などの鋭利物を安全に廃棄するために用います。

解説

感染性廃棄物は、性状に応じて適切な容器へ分別します。鋭利物は、職員や廃棄物処理者の針刺し・切創を防ぐため、耐貫通性があり、密閉できる専用容器へ廃棄します。

根管治療時に破折したファイルは、細く鋭い金属器具であり、血液や組織液に接触している可能性があります。したがって、黄色のバイオハザードマークを表示した鋭利物用容器へ廃棄します。

医療安全上のポイント
破折ファイルや注射針を手で折り曲げたり、一般ごみへ混入させたりしてはいけません。使用場所の近くに容器を置き、満杯になる前に密閉します。

選択肢の確認

a.作業用模型
誤り。
通常、作業用模型は感染性鋭利物ではありません。口腔由来の汚染が疑われる場合は適切に消毒しますが、黄色容器へ廃棄する対象ではありません。

b.印象採得後の印象材
誤り。
唾液や血液に接触し得るため適切な消毒が必要ですが、鋭利物ではありません。廃棄する場合も鋭利物用黄色容器の対象ではありません。

c.血液が付着したガーゼ
誤り。
感染性廃棄物となり得ますが、ガーゼは固形状の非鋭利物です。施設の分別基準に従い、非鋭利な感染性廃棄物用容器へ廃棄します。

d.根管治療時の破折ファイル
正しい。
鋭利な金属器具であり、針刺し・切創の危険があります。耐貫通性のある黄色表示の鋭利物用容器へ廃棄します。

e.使用済みラバーダムシート
誤り。
血液や唾液で汚染されていれば感染性廃棄物として扱うことがありますが、鋭利物ではないため黄色の鋭利物用容器には入れません。

覚えるポイント

  • 黄色のバイオハザード表示は鋭利な感染性廃棄物です。
  • 根管ファイル、注射針、メス刃などは耐貫通性容器へ廃棄します。
  • 血液付着ガーゼと鋭利物は容器を分けます。

関連問題

115C009115C011
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)