R07B49令和7年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術食事・栄養援助食事介助・嚥下観察

食事介助について、適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、食事介助と誤嚥予防が問われています。

食事介助では、患者が安全に食べられる姿勢を整え、嚥下状態、麻痺の有無、口腔内残留、むせを観察することが大切です。

解説

麻痺がある患者では、健側から食事を介助します。健側の口角から食物を入れることで、咀嚼や嚥下がしやすくなり、麻痺側への食物残留を減らしやすくなります。

食事時の姿勢は、頸部後屈ではなく、座位または上体を起こし、軽く顎を引いた姿勢が基本です。頸部後屈では気道に食物が入りやすく、誤嚥の危険があります。

臥床患者でも、食事内容が見えるようにすると、食欲や安心感につながります。吸い呑みを使う場合は、口唇の中央から勢いよく注ぐのではなく、口角から少量ずつ流し、嚥下を確認します。

誤嚥予防のポイント
食事中は、むせ、湿った声、咳、口腔内残留、食事時間の延長、呼吸状態の変化を観察します。むせが強い場合は無理に続けず、報告します。

選択肢の確認

1.患者の体位は頸部後屈(頸部伸展)位とする。
誤り。
頸部後屈位では気道が開き、食物が気管に入りやすくなります。食事時は軽く顎を引いた姿勢が誤嚥予防に有効です。

2.臥床患者の場合、食事内容は見えなくてもよい。
誤り。
食事内容が見えることは、食欲や安心感につながります。可能な範囲で上体を起こし、食事が見えるようにします。

3.吸い呑みを用いる場合、口唇の中央から注ぐ。
誤り。
吸い呑みでは、口角から少量ずつ注ぎ、嚥下を確認します。中央から勢いよく注ぐと誤嚥しやすくなります。

4.麻痺のある場合、健側から介助する。
適切である。
麻痺がある場合は、健側から食物を入れることで、咀嚼や嚥下がしやすくなります。食物残留や誤嚥予防にもつながります。

覚えるポイント

  • 麻痺がある患者の食事介助は健側から行う。
  • 食事時は座位または上体挙上で、軽く顎を引く。
  • 頸部後屈は誤嚥リスクを高める。
  • 吸い呑みは口角から少量ずつ注ぐ。
  • むせ、湿った声、口腔内残留は誤嚥のサインである。

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