R07B48|令和7年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術清潔・衣生活援助寝衣・病衣の援助
臥床患者の寝衣交換について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、臥床患者の寝衣交換が問われています。
寝衣交換では、清潔を保つだけでなく、保温、羞恥心への配慮、安楽、関節可動域、チューブ類の抜去予防を意識します。
解説
和式寝衣は、患者から見て左の前身ごろが上になるように合わせます。これは通常の着物の合わせ方であり、右前にします。死後の処置で用いられる左前と混同しないようにします。
寝衣交換時に掛け物をすべて取り除くと、寒さや羞恥心につながります。必要な部位だけを露出し、保温とプライバシーを守ります。
パジャマのズボン交換では、膝を軽く曲げてもらうと殿部を浮かせやすく、安全に交換できます。片麻痺患者では、脱衣は健側から、着衣は患側から行うのが基本です。
安全管理上のポイント
寝衣交換時は、点滴、ドレーン、尿道カテーテル、酸素チューブ、皮膚の発赤や褥瘡、疼痛を確認します。無理に腕や関節を動かさないよう注意します。
選択肢の確認
1.寝衣を着脱しやすいように掛け物は全て取り除く。
誤り。
掛け物をすべて取り除くと、寒さや羞恥心につながります。必要な部分だけを露出し、保温とプライバシーに配慮します。
2.和式寝衣の場合、左の前身ごろが上になるようにする。
適切である。
和式寝衣では、患者から見て左の前身ごろが上になるように合わせます。通常の着衣として適切です。
3.パジャマの場合、ズボンは患者の両膝を伸展して交換する。
誤り。
膝を伸ばしたままだと殿部を浮かせにくく、患者にも看護者にも負担がかかります。膝を軽く曲げるなどして安全に交換します。
4.片麻痺の場合、患側から脱がせる。
誤り。
片麻痺の場合、脱衣は動かしやすい健側から行い、着衣は患側から行うのが基本です。患側を無理に動かすと痛みや損傷につながります。
覚えるポイント
- 寝衣交換では、保温と羞恥心への配慮が重要である。
- 和式寝衣は、左の前身ごろが上になるようにする。
- 片麻痺では、脱ぐときは健側から、着るときは患側から行う。
- チューブ類や皮膚状態を確認しながら行う。
- 患者の安楽と安全を守り、必要以上に露出しない。