R07A49|令和7年度 准看護師試験 過去問
摂食・嚥下について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、摂食・嚥下の5期が問われています。
摂食・嚥下は、食物を認識してから胃へ送るまでの一連の過程です。各段階の名称と働きを正確に整理することが重要です。
解説
摂食・嚥下は、一般に先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期に分けて理解します。
先行期は、食物を認知し、食べる量や速さ、食べ方を判断する段階です。
準備期は、口唇や歯で食物を口に取り込み、咀嚼し、唾液と混ぜて食塊をつくる段階です。
口腔期は、舌の運動によって食塊を咽頭へ送り込む段階です。
咽頭期は、嚥下反射によって食塊を咽頭から食道へ送る段階です。この時期は誤嚥予防が特に重要です。
食道期は、食道の蠕動運動によって食物を胃へ送る段階です。
ひっかけポイント
先行期は「食べ物を認知する段階」、準備期は「口に取り込み、咀嚼して食塊をつくる段階」、口腔期は「舌で咽頭へ送る段階」です。
准看護師としての観察ポイント
食事介助では、むせ、湿った声、咳、食事中の息切れ、食後の痰、口腔内残留、発熱を観察します。誤嚥が疑われる場合は食事を中止し、速やかに報告します。
選択肢の確認
1.先行期は、口唇・歯によって食物を口に取り込む段階である。
誤り。
先行期は、食物を認知し、どのように食べるかを判断する段階です。口唇・歯によって食物を取り込み、咀嚼する段階は準備期です。
2.準備期は、食物を認知し、どのように食べるかを決める段階である。
誤り。
準備期は、食物を口に取り込み、咀嚼し、食塊を形成する段階です。食物を認知し、食べ方を決める段階は先行期です。
3.口腔期は、舌の運動により食塊を咽頭に送る段階である。
正しい。
口腔期は、舌の運動によって食塊を口腔から咽頭へ送り込む段階です。
4.咽頭期は、食べ物を胃へ送り込む段階である。
誤り。
咽頭期は、食塊を咽頭から食道へ送る段階です。食べ物を胃へ送り込むのは食道期です。
覚えるポイント
- 摂食・嚥下は、先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期に分ける。
- 先行期は食物を認知する段階である。
- 準備期は食塊をつくる段階である。
- 口腔期は舌で食塊を咽頭へ送る段階である。
- 食事中のむせや湿った声は誤嚥のサインとして注意する。