R05B48令和5年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術食事・栄養援助食事介助・嚥下観察

食事介助について、適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、食事介助時の患者確認と誤配膳予防が問われています。

食事は治療の一部です。食種、アレルギー、嚥下状態、制限食を間違えると、誤嚥や病状悪化につながることがあります。

解説

食事介助の前には、患者の名前と食事カード、食札が合っているか確認することが重要です。糖尿病食、腎臓病食、塩分制限、アレルギー対応食、とろみ食などは、患者ごとに異なります。

介助者は患者が見上げる高さではなく、患者の目線に近い位置、またはやや下から介助するようにします。見上げる姿勢では顎が上がり、誤嚥しやすくなります。

咀嚼や嚥下中に話しかけると、食物を飲み込む動作が妨げられ、誤嚥の危険があります。声かけは嚥下が終わったことを確認して行います。

食物は、口腔内に入れやすい位置に適量を置きます。上顎や上歯列弓にすりつけるような方法は、口腔粘膜を傷つけたり不快感を与えたりします。

安全管理上のポイント
食事介助では、食事内容、患者確認、体位、嚥下状態、むせ、湿性嗄声、食事量を観察します。むせや呼吸状態の変化があれば速やかに報告します。

選択肢の確認

1.患者の名前と食事カード(食札)が合っているか確認する。
適切である。
誤配膳を防ぐため、患者名と食札を確認します。食事内容の誤りは患者安全に直結します。

2.患者が見上げるような高さで食事介助をする。
誤り。
見上げる姿勢では顎が上がり、誤嚥しやすくなります。患者の目線に合わせて介助します。

3.咀嚼・嚥下中も声掛けを忘れない。
誤り。
咀嚼・嚥下中の声かけは誤嚥の危険があります。飲み込みを確認してから声をかけます。

4.食物を上顎や上歯列弓にすりつけて口腔内に置く。
誤り。
上顎や上歯列弓にすりつける方法は不快感や粘膜損傷につながります。食べやすい位置に適量を入れます。

覚えるポイント

  • 食事介助前に患者名と食札を確認する。
  • 食事内容の間違いは医療安全上の問題になる。
  • 食事中は顎を上げすぎない姿勢にする。
  • 咀嚼・嚥下中の声かけは避ける。
  • むせ、湿性嗄声、食事量を観察する。

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