R07A79|令和7年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き呼吸器呼吸運動・肺胞機能
肺機能検査(スパイロメトリー)において、最大吸気位から最大呼気位までの肺気量はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、肺機能検査、スパイロメトリーで測定する用語が問われています。
最大吸気位から最大呼気位まで吐き出せる空気の量は、肺活量です。呼吸器の問題では、一秒量、一秒率、肺活量、残気量を区別して覚えることが重要です。
解説
肺活量は、最大限に息を吸った状態から、最大限に息を吐き出したときの空気の量です。肺の換気能力をみる基本的な指標です。
一秒量は、努力して息を吐き出した最初の1秒間に吐ける空気の量です。一秒率は、努力肺活量に対する一秒量の割合で、閉塞性換気障害の評価に用いられます。
残気量は、最大限に息を吐いた後にも肺の中に残る空気の量です。通常のスパイロメトリーでは直接測定できない項目です。
ひっかけポイント
「最大吸気位から最大呼気位まで」は肺活量です。「最初の1秒間」は一秒量、「一秒量の割合」は一秒率、「吐ききっても残る空気」は残気量です。
選択肢の確認
1.一秒量
誤り。
一秒量は、努力して息を吐き出した最初の1秒間に吐き出される空気の量です。最大吸気位から最大呼気位までの全体量ではありません。
2.一秒率
誤り。
一秒率は、努力肺活量に対する一秒量の割合です。気道が狭くなる閉塞性換気障害の評価に用いられます。
3.肺活量
適切である。
肺活量は、最大吸気位から最大呼気位までの肺気量です。最大限に吸って、最大限に吐いたときの空気の量を示します。
4.残気量
誤り。
残気量は、最大限に息を吐いた後にも肺内に残る空気の量です。最大吸気位から最大呼気位まで吐き出される量ではありません。
覚えるポイント
- 肺活量は、最大吸気位から最大呼気位までの肺気量である。
- 一秒量は、最初の1秒間に吐き出せる空気の量である。
- 一秒率は、一秒量の割合で、閉塞性換気障害の評価に使う。
- 残気量は、最大呼気後にも肺に残る空気である。
- 呼吸器検査では、用語の意味を区別して覚える。