40PM152|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
特定健康診査・特定保健指導の実施に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
特定健康診査・特定保健指導の制度の仕組みと、第4期(2024年度〜)で導入されたアウトカム評価の内容が問われています。
解説
特定健康診査・特定保健指導は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、40〜74歳の被保険者・被扶養者を対象に、医療保険者に実施が義務づけられています。実施義務は保険者にあり、対象者個人に受診の義務はありません。
糖尿病・高血圧症・脂質異常症の薬剤を服用している者は、医療管理下にあるため特定保健指導の対象から除かれます。また、65〜74歳の該当者は、積極的支援の基準に当てはまっても動機付け支援となります。
第4期(2024年度〜)からはアウトカム評価が導入され、積極的支援では「腹囲2cm以上かつ体重2kg以上の減少」を達成すれば180ポイントとなり、それのみで特定保健指導を終了できるようになりました。ICT(遠隔面接等)の活用も認められています。
選択肢の確認
1.被保険者には、特定健康診査の受診が義務づけられている。
誤り。実施が義務づけられているのは医療保険者であり、被保険者個人に受診義務はありません。
2.糖尿病の薬を服用している者に対して、特定保健指導を行わなければならない。
誤り。糖尿病・高血圧症・脂質異常症の服薬中の者は、特定保健指導の対象から除外されます。
3.積極的支援は、65 歳以上の者を優先して実施される。
誤り。65〜74歳の者は、積極的支援の基準に該当しても動機付け支援の対象となります。優先されるどころか積極的支援は行われません。
4.積極的支援の指導は、対面で行わなければならない。
誤り。ICTを活用した遠隔面接などによる支援も認められています。
5.積極的支援では、腹囲2cm 以上かつ体重2㎏以上の減少の目標を達成すると、特定保健指導を終了することができる。
最も適当。第4期から導入されたアウトカム評価により、腹囲2cm以上かつ体重2kg以上の減少(主要達成目標、180ポイント)を達成すれば終了できます。
覚えるポイント
- 特定健診・特定保健指導の実施義務は医療保険者にある(対象は40〜74歳)。
- 服薬中(糖尿病・高血圧・脂質異常症)の者は特定保健指導の対象外。65〜74歳は積極的支援でなく動機付け支援。
- 第4期からアウトカム評価:腹囲2cm以上かつ体重2kg以上減少で終了可能。