40PM118|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第40回午後・問111〜136
問題志向型診療録(POMR)に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
問題志向型診療録(POMR)の構成と記載方法を問う問題です。
解説
問題志向型システム(POS)は、患者の問題に焦点を当てて診療を進める方法で、次の3段階からなります。
・第1段階:POMR(問題志向型診療録)の作成
・第2段階:記録の監査(オーディット)
・第3段階:記録の修正
POMRは、基礎データ、問題リスト、初期計画、経過記録で構成されます。経過記録のうち叙述的記録はSOAP形式で書きます。
・S(主観的情報):患者の訴え
・O(客観的情報):検査値・身体所見など
・A(評価):SとOに基づくアセスメント
・P(計画):治療・栄養介入などの計画
選択肢の確認
1.POMR の作成は、問題志向型システム(POS)の第3段階に当たる。
誤り。POMRの作成はPOSの第1段階です。第2段階は記録の監査、第3段階は記録の修正です。
2.基礎データは、SOAP 形式で記録する。
誤り。SOAP形式で記録するのは経過記録(叙述的記録)です。基礎データは、病歴・身体所見・検査値などの患者情報をまとめたものです。
3.問題リストの項目は、発生した順に項番をつける。
誤り。問題リストは、把握された問題を重要度や優先度を考慮して整理し、番号をつけます。単に発生順に並べるものではありません。
4.初期計画は、時間の経過に沿って記載する。
誤り。初期計画は問題リストの問題ごとに、診断計画・治療計画・教育計画を立てて記載します。時間経過に沿って記載するのは経過記録です。
5.経過記録は、主観的情報を含む。
正しい。経過記録はSOAP形式で記載され、S(Subjective)として患者の訴えなどの主観的情報を含みます。
覚えるポイント
- POSの3段階:1)POMR作成 → 2)監査 → 3)修正
- POMRの構成:基礎データ・問題リスト・初期計画・経過記録
- 経過記録はSOAP形式(S=主観的情報、O=客観的情報、A=評価、P=計画)