38AM31|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42
ホルモンと内分泌疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
黄体形成ホルモン・ドーパミン・SIADH・先端巨大症・クッシング病など、ホルモンと内分泌疾患を問う問題です。
解説
ドーパミンは脳の視床下部から分泌され、下垂体からのプロラクチン分泌を抑える働きがあります(プロラクチン抑制因子)。そのためドーパミンの働きが弱まるとプロラクチンが増えます。
ひっかけ注意: SIADHでは抗利尿ホルモンが過剰になり、水が体にたまるため、血液が薄まって低ナトリウム血症になります(高ではありません)。
選択肢の確認
1.黄体形成ホルモン(LH)は、排卵を抑制する。
誤り。LHは急激に分泌が増える(LHサージ)ことで排卵を引き起こします。抑制ではありません。
2.ドーパミンは、プロラクチンの分泌を抑制する。
最も適当。ドーパミンはプロラクチン抑制因子として下垂体からのプロラクチン分泌を抑えます。
3.抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)では、高ナトリウム血症がみられる。
誤り。SIADHでは水が体内に貯留し、低ナトリウム血症がみられます。
4.先端巨大症では、血中成長ホルモン値が低値である。
誤り。先端巨大症は成長ホルモンの過剰分泌で起こるため、血中成長ホルモン値は高値です。
5.クッシング病では、血中副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)値が低下する。
誤り。クッシング病は下垂体からのACTH過剰分泌が原因で、ACTH値は上昇します。
覚えるポイント
- ドーパミンはプロラクチン分泌を抑制する。
- LHサージは排卵を引き起こす。
- SIADHは低ナトリウム血症、先端巨大症は成長ホルモン高値、クッシング病はACTH高値。