38AM35|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42
運動器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
骨の成分・骨吸収を行う細胞・関節液・筋線維の種類・筋原線維の成分など、運動器系の構造と機能を問う問題です。
解説
関節をなめらかに動かすため、関節の内側からは関節液が分泌されます。関節液にはヒアルロン酸が含まれ、潤滑と栄養補給の役割を果たします。
ひっかけ注意: 骨をこわす(骨吸収)のは破骨細胞、骨をつくる(骨形成)のは骨芽細胞です。名前が似ていて混同しやすいので注意しましょう。
選択肢の確認
1.骨の主な有機質成分は、ケラチンである。
誤り。骨の主な有機質成分はコラーゲンです。ケラチンは毛髪や爪の成分です。
2.骨吸収は、骨芽細胞によって行われる。
誤り。骨吸収を行うのは破骨細胞です。骨芽細胞は骨をつくる細胞です。
3.関節液は、ヒアルロン酸を含む。
最も適当。関節液にはヒアルロン酸が含まれ、関節の潤滑や軟骨への栄養供給を担います。
4.骨格筋のうち、速筋は遅筋に比べてミオグロビンを多く含む。
誤り。ミオグロビンを多く含み赤く見えるのは遅筋(赤筋)です。速筋(白筋)はミオグロビンが少なめです。
5.筋原線維の主な構成成分は、コラーゲンである。
誤り。筋原線維の主な構成成分はアクチンとミオシンというたんぱく質です。コラーゲンではありません。
覚えるポイント
- 関節液はヒアルロン酸を含む。
- 骨吸収は破骨細胞、骨形成は骨芽細胞。骨の有機質はコラーゲン。
- ミオグロビンが多いのは遅筋。筋原線維の主成分はアクチンとミオシン。