38AM33|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42
呼吸器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
声帯の位置・肺胞細胞・血液ガス測定・肺気量・酸素解離曲線など、呼吸器系の構造と機能を問う問題です。
解説
肺の中に出入りできる空気の量はいくつかの区分に分けられます。機能的残気量とは、ふつうに息を吐き切ったあと肺に残っている空気の量で、残気量(最大に吐いても残る量)と予備呼気量(さらに吐き出せる量)の和で表されます。
ひっかけ注意: パルスオキシメータで測るのは動脈血の酸素飽和度(SpO2)です。二酸化炭素分圧は測れません。
選択肢の確認
1.声帯は、咽頭にある。
誤り。声帯は喉頭にあります。咽頭ではありません。
2.Ⅰ型肺胞細胞は、肺サーファクタントを産生する。
誤り。肺サーファクタントを産生するのはⅡ型肺胞細胞です。Ⅰ型はガス交換の場となる薄い細胞です。
3.動脈血二酸化炭素分圧は、パルスオキシメータで測定する。
誤り。パルスオキシメータで測るのは酸素飽和度です。二酸化炭素分圧は動脈血ガス分析で測定します。
4.機能的残気量は、残気量と予備呼気量の和である。
最も適当。機能的残気量は残気量と予備呼気量を合わせた量です。
5.ヘモグロビンの酸素解離曲線は、pH が上昇すると右方向に移動する。
誤り。pHが上昇(アルカリ側)すると曲線は左方向に移動します。右方向に移動するのはpH低下・体温上昇・二酸化炭素増加のときです。
覚えるポイント
- 機能的残気量=残気量+予備呼気量。
- 声帯は喉頭、サーファクタントはⅡ型肺胞細胞が産生。
- パルスオキシメータは酸素飽和度を測定。酸素解離曲線はpH上昇で左方移動。