38AM30|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42
腎・尿路系疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
急性糸球体腎炎・ネフローゼ症候群・急性腎障害・慢性腎不全など、腎・尿路系疾患の知識を問う問題です。
解説
急性糸球体腎炎は、A群β溶血性連鎖球菌(溶連菌)による、のどや皮膚の感染後に、免疫反応をきっかけとして糸球体に炎症が起こる病気です。感染から1〜2週間後に血尿・むくみ・高血圧などが現れます。
選択肢の確認
1.急性糸球体腎炎の多くは、A群β溶血性連鎖球菌感染が関与する。
最も適当。溶連菌感染の後に免疫反応で糸球体に炎症が起こります。
2.血圧値は、ネフローゼ症候群の診断基準に含まれる。
誤り。ネフローゼ症候群の診断基準は大量のたんぱく尿と低アルブミン血症が必須で、血圧値は含まれません。
3.出血性ショックは、腎後性の急性腎障害(AKI)の原因になる。
誤り。出血性ショックは腎臓への血流が減って起こる腎前性のAKIの原因です。腎後性は尿路の閉塞が原因です。
4.慢性腎不全では、低リン血症がみられる。
誤り。慢性腎不全ではリンの排泄が低下するため高リン血症がみられます。
5.末期腎不全の合併症に、二次性副甲状腺機能低下症がある。
誤り。末期腎不全では低カルシウム血症・高リン血症に反応して副甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、二次性副甲状腺機能亢進症が起こります。
覚えるポイント
- 急性糸球体腎炎は溶連菌感染後に発症する。
- ネフローゼの診断基準はたんぱく尿と低アルブミン血症。
- 慢性腎不全では高リン血症・低カルシウム血症となり、二次性副甲状腺機能亢進症が起こる。