36AM38|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42
血球に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
赤血球、白血球、リンパ球、血小板について、構造、成熟場所、働きを整理します。
解説
好酸球は顆粒球の一種で、Ⅰ型アレルギーの反応や寄生虫に対する防御に関与します。アレルギー疾患や寄生虫感染で末梢血中の好酸球が増えることがあります。
成熟赤血球は核とミトコンドリアをもたず、嫌気的解糖でATPを得ます。好中球は細菌などを貪食します。B細胞は骨髄、T細胞は胸腺で成熟します。血小板は骨髄の巨核球の細胞質がちぎれてできるため、核をもちません。
選択肢の確認
1.赤血球には、ミトコンドリアが存在する。
誤り。成熟赤血球にはミトコンドリアがなく、運搬する酸素を自らの好気的代謝で消費しません。
2.好中球は、抗体を産生する。
誤り。好中球は主に貪食と殺菌を担います。抗体を産生するのは、B細胞から分化した形質細胞です。
3.B 細胞は、胸腺で成熟する。
誤り。B細胞は骨髄で成熟します。胸腺で成熟するのはT細胞です。
4.好酸球は、アレルギー反応に関与する。
正しい。好酸球はアレルギー反応や寄生虫に対する免疫反応に関与します。
5.血小板には、核が存在する。
誤り。血小板は巨核球の細胞質断片であり、核をもちません。
覚えるポイント
- 好酸球はアレルギー反応と寄生虫防御に関与します。
- 成熟赤血球には核もミトコンドリアもなく、血小板にも核はありません。
- B細胞は骨髄、T細胞は胸腺で成熟します。