36AM39|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42
血液疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血液疾患に関する正しい記述を選ぶ問題です。
解説
急性白血病では正常な血小板がつくられにくくなり出血傾向がみられます。
再生不良性貧血では造血幹細胞が障害され、赤血球、白血球、血小板がいずれも減少します。多発性骨髄腫では骨破壊により高カルシウム血症が起こり得ます。悪性貧血は、自己免疫機序による胃壁細胞と内因子の障害でビタミンB12の吸収が低下して生じる巨赤芽球性貧血です。成人T細胞白血病に関連するのはHTLV−1です。
選択肢の確認
1.再生不良性貧血では、造血幹細胞が増加している。
再生不良性貧血では造血幹細胞は増加ではなく減少します。適当でない。
2.多発性骨髄腫では、低カルシウム血症が起こる。
多発性骨髄腫では低カルシウム血症ではなく高カルシウム血症が起こります。適当でない。
3.悪性貧血は、エリスロポエチン産生低下によって起こる。
適当でない。悪性貧血は内因子の欠乏によるビタミンB12吸収障害で起こります。エリスロポエチン産生低下は、主に腎性貧血の機序です。
4.急性白血病では、出血傾向がみられる。
急性白血病では出血傾向がみられます。最も適当。
5.成人T 細胞白血病は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって起こる。
成人T細胞白血病はHIVではなくHTLV−1によって起こります。適当でない。
覚えるポイント
- 急性白血病は血小板減少で出血傾向
- 多発性骨髄腫は高カルシウム血症
- 悪性貧血は内因子欠乏によるビタミンB12吸収障害、成人T細胞白血病はHTLV−1に関連