78AM81第78回 診療放射線技師国家試験 過去問

エックス線撮影機器学X線撮影機器X線CT装置

X 線 CT 装置の不変性試験の項目で正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5.アキシャルスキャンの再構成スライス厚

問題のポイント

不変性試験は、装置の性能が導入時や基準時と比べて変化していないかを定期的に確認する試験です。

X線CT装置では、画質や幾何学的精度、スキャン条件などが安定しているかを確認します。

この問題では、X線CT装置の不変性試験の項目として適切なものを選びます。

なぜ5が正しいか

CT画像では、設定したスライス厚や再構成スライス厚が正しく保たれていることが重要です。

再構成スライス厚が変化すると、

  • 体軸方向の分解能
  • 部分容積効果
  • 画像ノイズ
  • 病変の描出
  • 3D画像やMPR画像の品質

に影響します。

そのため、アキシャルスキャンにおける再構成スライス厚は、CT装置の性能の安定性を確認する項目として重要です。

したがって、5.アキシャルスキャンの再構成スライス厚、が正しいです。

他の選択肢との区別

1.架台チルト
誤りです。
架台チルトはガントリを傾ける機能です。装置機能として重要ですが、本問で問う不変性試験の代表項目としては選びません。

2.散乱線測定
誤りです。
散乱線測定は放射線防護や環境測定、漏えい線評価などに関係します。CT装置の不変性試験項目として問われるものではありません。

3.z軸方向の空間分解能
誤りです。
z軸方向の空間分解能はCT性能評価で重要ですが、本問の不変性試験項目としては、アキシャルスキャンの再構成スライス厚が適切です。

4.低コントラスト分解能
誤りです。
低コントラスト分解能は画質評価で重要ですが、本問で示された選択肢の中では、CT装置の不変性試験項目として5を選びます。

5.アキシャルスキャンの再構成スライス厚
正しいです。
設定・再構成されたスライス厚が基準から変化していないかを確認する項目です。

覚えるポイント

不変性試験は「装置の性能が以前と同じ状態に保たれているか」を見る試験です。

CTで確認する代表的な項目には、

  • CT値の安定性
  • 画像ノイズ
  • 均一性
  • スライス厚
  • 位置精度
  • 線量に関係する項目

などがあります。

本問では、アキシャルスキャンの再構成スライス厚が正答です。

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