76AM92|第76回 診療放射線技師国家試験 過去問
エックス線撮影技術学X線撮影技術X線CT検査
DLP の単位で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、CT の線量指標である DLP〈dose length product〉 の単位が問われています。
DLP は、CTDIvol に撮影範囲の長さを掛けた量です。
DLP = CTDIvol × 撮影長
したがって単位は、
mGy × cm = mGy・cm
です。
解説
CT 検査の線量管理では、主に次の指標を用います。
CTDIvol
1 スキャンあたりの平均的な線量を表します。単位は mGy です。DLP
CTDIvol に撮影範囲を掛けた量です。検査全体でどれくらいの線量が与えられたかの目安になります。単位は mGy・cm です。
DLP は次の式で表されます。
DLP = CTDIvol × scan length
例えば、CTDIvol が 10 mGy、撮影長が 30 cm なら、
DLP = 10 × 30
DLP = 300 mGy・cm
となります。
DLP に部位ごとの換算係数を掛けると、概算の実効線量 mSv を推定できます。
ひっかけポイント
CTDIvol は mGy、DLP は mGy・cm、実効線量は mSv です。
DLP 自体の単位は mSv ではありません。
選択肢の確認
1.誤り。
mGy は CTDIvol などの単位です。DLP は撮影長 cm を掛けるため、mGy だけではありません。
2.誤り。
mSv は実効線量の単位です。DLP そのものの単位ではありません。
3.正しい。
DLP は CTDIvol と撮影長の積なので、単位は mGy・cm です。
4.誤り。
mSv・cm は DLP の単位ではありません。mSv は実効線量に使われます。
5.誤り。
mSv・cm-1 は DLP の単位ではありません。DLP は mGy・cm です。
覚えるポイント
- CTDIvol の単位は mGyです。
- DLP の単位は mGy・cmです。
- DLP = CTDIvol × 撮影長です。
- 実効線量の単位は mSvです。
- DLP に換算係数を掛けると、概算の実効線量を推定できます。