77PM51|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要血液・造血器・リンパ系血液・造血器・リンパ系の構造と機能
白血球で無顆粒球はどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
この問題は 2つ選べ です。
白血球は、細胞質内の顆粒の有無で大きく分けられます。
- 顆粒球:好中球、好酸球、好塩基球
- 無顆粒球:単球、リンパ球
解説
白血球は免疫や炎症反応に関わる血球です。
分類では、細胞質に特有の顆粒をもつものを顆粒球、目立つ顆粒をもたないものを無顆粒球と呼びます。
顆粒球には、好中球、好酸球、好塩基球があります。これらは染色性や働きが異なり、感染、アレルギー、寄生虫感染などに関係します。
無顆粒球には、単球とリンパ球があります。単球は血液中を流れた後、組織に移行してマクロファージなどに分化します。リンパ球には T 細胞、B 細胞、NK 細胞などがあり、獲得免疫や細胞性免疫、液性免疫に関係します。
ひっかけポイント
「好」が付く白血球は顆粒球です。
好中球、好酸球、好塩基球を顆粒球としてまとめると、無顆粒球は単球とリンパ球と判断できます。
選択肢の確認
1.正しい。
単球は無顆粒球です。血液中から組織へ移行し、マクロファージや樹状細胞などとして異物処理や抗原提示に関わります。
2.誤り。
好酸球は顆粒球です。アレルギー反応や寄生虫感染で増加しやすく、細胞質に好酸性顆粒をもちます。
3.誤り。
好中球は顆粒球です。白血球の中で割合が最も多く、細菌感染に対する貪食作用で重要です。
4.誤り。
好塩基球は顆粒球です。ヒスタミンなどを含む顆粒をもち、アレルギー反応に関与します。
5.正しい。
リンパ球は無顆粒球です。T 細胞、B 細胞、NK 細胞などがあり、免疫応答の中心的役割を担います。
覚えるポイント
- 無顆粒球は単球とリンパ球です。
- 顆粒球は好中球、好酸球、好塩基球です。
- 好中球は細菌感染で重要です。
- 好酸球はアレルギーや寄生虫感染で重要です。
- リンパ球は T 細胞、B 細胞、NK 細胞に分けて理解します。