116A7|第116回 医師国家試験 過去問
内科系消化器内科食道・胃・十二指腸
逆流性食道炎の誘因とならないのはどれか。
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正解: d
正解
d 萎縮性胃炎
解説
逆流性食道炎では、腹圧上昇や下部食道括約筋の機能低下が誘因になります。
そのため、肥満、加齢、姿勢の変化、薬剤などは関係しますが、萎縮性胃炎は誘因となりにくいです。
なぜ萎縮性胃炎が誘因になりにくいのか
萎縮性胃炎では胃粘膜の萎縮により、胃酸分泌が低下していることが多くなります。
逆流があっても酸による障害が起こりにくくなるため、典型的な誘因とはいえません。
各選択肢の整理
- a 肥満
誘因になります。腹圧が上がり、胃食道逆流が起こりやすくなります。 - b 高齢
誘因になります。下部食道括約筋機能低下や食道運動機能低下が関与します。 - c 亀背
誘因になります。前かがみ姿勢となり、逆流を助長しやすいです。 - d 萎縮性胃炎
誘因となりにくいため、これが正解です。 - e カルシウム拮抗薬
誘因になります。下部食道括約筋を弛緩させることがあります。
ひっかけポイント
この問題では、逆流が起こりやすい条件と、酸が少なくなる条件を区別できるかがポイントです。
覚えるポイント
- GERD の誘因は 肥満、加齢、姿勢、薬剤
- 萎縮性胃炎は胃酸分泌低下のため、誘因になりにくい