115D6|第115回 医師国家試験 過去問
小児・周産期・女性医学小児科小児科総論
幼児期に発症し思春期までに多くが自然寛解するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: e
正解
e アセトン血性嘔吐症
解説
アセトン血性嘔吐症は、感染、疲労、空腹などを契機に反復する嘔吐とケトーシスをきたす幼児期の疾患である。糖代謝の未熟さが背景にあり、成長とともに代謝が安定するため、学童後半から思春期にかけて自然軽快することが多い。
各選択肢
a 片頭痛
誤り。小児期に発症することはあるが、思春期以降も持続することが少なくない。b 過換気症候群
誤り。幼児期よりも学童期以降、思春期にみられやすい。c 起立性調節障害
誤り。好発は思春期前後であり、幼児期発症ではない。d 神経性食思不振症
誤り。主に思春期に発症する。e アセトン血性嘔吐症
正しい。幼児期に繰り返し、成長とともに自然寛解しやすい。
覚えるポイント
- 幼児期に反復する嘔吐 と ケトーシス の組合せではアセトン血性嘔吐症を考える。
- 国試では 「幼児期発症、思春期までに軽快」 が典型的なキーワードである。